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家出猫の正体 [童話風]

 関東地方は梅雨が明けそうでなかなか晴天が続きません。ま、貯水池の水が50%しか残っていないので、もう少し溜めないといけませんが。

 雨に濡れるのが嫌な猫は、性懲りもなくこんなことをします。[わーい(嬉しい顔)]
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 こんな猫が前ぶれもなく家から姿を消すことがあります。1週間も半月も帰ってこなくて諦めかけたころ、『ニャ~』とか一声ノソッと現れます。これは非常に大変なことなのですが、何が大変か知らないでしょ。わたしが小さい子供だったころ聞いて、いまだに記憶の片隅から消えない話ですからね、大変なのですよ。

 実はこの家出猫は、厳しい修行の旅に出たのだそうです。場所は熊本県の阿蘇で、阿蘇五岳の一つの<ネコ岳>というゴツゴツした山。ある年齢に達した猫が全国から集まって、厳しい修行をするのだそうです。無事に修行を終えた猫は、耳に切り込みが入っていたり、尻尾が短くなっていたり、体のどこかに必ず修了証明があるらしいですね。
 修行を積んだ猫は、そこいらの普通猫とは全く違うといいます。金魚鉢に手を突っ込んで笑われるようなヘマは致しません。
 ↓ 例えばこんな風ですね[わーい(嬉しい顔)]

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 ☆ わたしが子供だったころはテレビもない時代で、たくさんお話しを聞いた中の一つですから、ま、笑ってご覧ください。[わーい(嬉しい顔)]


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フウセンカズラの坊や [童話風]

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カラスの行水 [童話風]

   12月なのに汗ばむ陽気の日、散歩していると木の高いところで誰かの声がした。作業の人かと思って見上げると、なんと二羽のカラスが話をしていた[わーい(嬉しい顔)]
 ◆ 見ちゃったカラスの行水

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                       おしまい


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スギナの花 [童話風]

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これはスギナの花です。



童謡の
「つくし誰の子スギナの子」
のスギナです。






朝日が輝くほんの短い時間だけ、
こんな空色の花を咲かせますが、

見たことがありますか?





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空色の小さな星を
散らしたような
スギナの花。




・・そうそう・・
朝露にも似てますね。
[わーい(嬉しい顔)]

間違えないでください。




  ※ おわび   スギナの花は、スギナの華の間違いでした。[わーい(嬉しい顔)]



    童謡「つくし」は二番までありますが、歌詞はとても短い。
    どんな風に歌うのか聴いてみたいですね。 
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湖畔で立ち話 [童話風]

   静かな湖畔を散策していたときのこと。
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SI (479)-250.jpg 強そうな水鳥がキッとこちらを睨んだけれど、
害がないと判ったらしく、何か合図をしたみたい。



ママー ママー
 キツイ顔をしていたのは、
   ヒナを守って緊張していたんだね^^;




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 さらに木陰の道を歩いていくと、水辺に一株のノハラアザミがいい感じ。
お口の手入れをしている満腹そうな蝶に、ちょっと声をかけてみた[わーい(嬉しい顔)]
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フーン おねぃさんは、
言葉を話せるんだぁ~


 (^ー^)











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夏は花が少なくて、
いつも混雑するよ。

それなりに
仲よくしてるけどね。


 (^-^)



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だけど
ニアミスもあるから、
うっかりできない。


 (^0^);




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いつも
場所をゆずるの。
 ・・・
争わないのよ蝶は。


 (^-^)



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おしゃべりなチョウと
ちょっと立ち話。

水辺のアザミにも
ドラマありですね。

みんな健気だなぁ~






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公園で見た光景 [童話風]

今の季節は、落ち葉が美しくて散歩は気もそぞろ。
裏返った葉をひっくり返して見たり、あれもこれも拾って持ち歩くことになったり。

公園の散り残った桜の葉は、なかなか多弁でした。
ザワザワ騒がしいけれど、何か事件でも起きたのかなぁ
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決闘 ??
ありゃぁ~~りゃぁ~~

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この巨大ケーキをめぐる争いかも[わーい(嬉しい顔)];  負けるなぁ~がんばれ~!
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少し
しらけ気味ですね[わーい(嬉しい顔)]

ま、
公園はドラマティックで
面白いところです。


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♪カラス~なぜ泣くの? [童話風]

山道で、まだ鳴き方の下手なカラスが、わたしの顔を見て大声で泣くのです。
N (47)-400.jpgびっくりして
『どうしたの?』
カラス語でわけを
たずねました[わーい(嬉しい顔)]
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N (48)-400.jpgおなかがすいた・・
ミズヒキをかみながら
涙声で言います。

森の中ではカラスの声。
たぶん自立の時期で
餌をもらえないのかな。

『みんな通る試練の道
頑張りなさい。じゃね』
もちろんカラス語で。

N (51)-300.jpgところが、
まってぇ!  まってぇ!
後をついて来るではありませんか。
信じられな~い[がく~(落胆した顔)]
予想外の出来事。
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N (52)-300.jpg『みんなの所へ行きなさい!』
わたしも慌てているから
カラス語はシドロモドロ。
通じていないようですね。
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♪ カラス~なぜ泣くの? は、わたしが大急ぎで逃げたので、 これで お し ま い[わーい(嬉しい顔)]

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ノラ子とトラという猫 [童話風]

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初対面のノラ子は、
雨の合間の柔らかい日ざしを
ぞんぶんに楽しんでいるようです。

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そっと近づいたのに、
ノラ子は、
カメラを意識して
いるのかもしれません。


同じ町内の、ワンブロック向こうの家で飼われているネコ。
何軒も立ち寄る家を確保していて、それぞれに違う名前で呼ばれているようです。
近所にも出入り自由の家があります。ここでは、トラと呼ばれます。
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トラとミヤは仲が悪いの
です。いつもは安全距離をとるのに、
今日は出会いがしら。
トラが
『悪い事しないもーん』
みたいな態度をとった
のです。ですがトラは、
極度に緊張して
演技をしているようでした。

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そしてトラは、
『忙しいから』とつぶやい
てソソクサ行ってしまい
ました。

トラの首輪は、
からくさ模様です。ふうてんの寅さんを真似て、粋がっているのです。

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まっかな秋 (からすうり) [童話風]

カラスウリの花が咲いていた、あの家の側を通りかかると、植木屋さんが剪定中。
この家の人も外にいて、なんと幸運なことに、カラスウリの実を頂きました。

 

《まっかな秋》             薩摩 忠  作詞 ・ 小林秀雄 作曲

まっかだな   まっかだな
からすうりって   まっかだな
とんぼのせなかも   まっかだな

夕焼雲を  ゆびさして
まっかなほっぺたの  君と僕
まっかな秋に  よびかけている      (歌詞ー2ばん)
   


 

まっかだな  まっかだな
ひがん花って  まっかだな
遠くのたき火も  まっかだな

お宮の鳥居を  くぐりぬけ
まっかなほっぺたの  君と僕
まっかな秋を たずねてまわる


(歌詞ー3ばん) 

 

 



わあっ~

まっかだな  まっかだな
ゴンズイさんも  まっかだな


(ゴンズイの実) 



 


 

        
 もう一つ、ついでに、オオマルバノホロシさん

            (昨年の秋、尾瀬で。) 

 

 


 

 

庭木の高い所にも、
カラスウリがありました。

熟れると、鳥に食べられるそうです。    
    

                  



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雨が降っても、牽牛と織女は逢える! [童話風]

もうすぐ七夕ですね。
むかし、まだ小さい子どもだったころ、父親が早朝に、サトイモの葉の上の朝露を集めてきました。朝露で墨をすって、みんなで願い事を書き、それを、紙のコヨリで竹の枝に下げて七夕飾りです。


ところで、
七夕の夜に雨が降ると、牽牛と織女は逢えないと思うでしょ。 
ところが中国の伝説では、二人は七夕の夜、必ず逢えるのですね。
それはそれは沢山の『かささぎ』が飛んできて、天の川の上に、鳥の橋を作るのだそうです!

 

中国の七夕伝説のあらすじを、ちょっと書いてみます。

・・・・ここまでに、いろいろ複雑な事情の話があるのですが、省略して途中から始めます。牛飼いの少年と仙女の織女が、地上で結ばれて二人の子どもと幸せに暮らしていました。ところが、天の西王母という恐ろしい人が、仙女を連れ戻しにやってきて、連れて行ってしまいます。牛飼いも二人の子どもを担ぐと、すぐに後を追いかけました。もう少しのところで、天の西王母が振り向きざまに、後ろを引っ掻きますと、突如、大きい激流が出現したのです。天の川ですね。 



初秋に夜空を見上げると、天の川を挟んで、織女と牽牛の星が見えます。

牽牛の両側に、小さい星が見えるのは、子どもたちの星です。
天の西王母は、一年に一度だけ、二人が逢うのを許しました。
七夕の夜には、鳥たちが飛んできて橋をつくり、二人は逢うことが出来るのですね。
雨が降っても、心配ありません。
おしまい。 

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