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平賀源内の置きみやげ [散策]

★ トラノオスズカケ
   目黒の自然教育園がまだ御料地時代の1832年(昭和7年)、牧野博士によってトラノオスズカケが発見されましたが、1949年、自然教育園を開園するころ絶えたそうです。しかし数年前、58年ぶりにトラノオスズカケの芽生えが再発見されました。
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自然まかせに
伸びていて、


先日通りかかると
こんな花が
 咲いていました。



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   説明によると、自然教育園は江戸時代は松平讃岐守(香川県)の下屋敷でしたから、同郷の平賀源内が、下屋敷の一部の薬園で栽培したものが野生化したと考えられており、58年ぶりの再発見は、眠性の高い埋土種子が高木の枯死などで林底に光りが入るようになり、発芽が促がされたと考えられるそうです。
(トラノオスズカケは、四国・九州の限られた地域にまれに見られるゴマノハグサ科の植物)



ナンバンギセル
   同じ園内の湿地に近いところには、毎年ナンバンギセルが咲きます。
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ススキの根元に
生えている。







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 オギの根元の
ナンバンギセル
 
今年はなぜか
花が小さくて
花数が多い。







   次々に来ている台風が大きな被害を出さないことを祈っています。
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