ミカン山にて

小田原は梅で有名ですが、またミカンの産地としてもよく知られています。



季節はずれに暑い日

峠への坂道を登ると
喉が渇いてミカンが
魅力的に見えます。

 

 

 

 


道路わきの畑には
自然落果のミカンが
自然体であちこちに。

「李下に冠」だから
写真も一枚だけ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●
　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　峠に着くと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


・・・・・
これは・・・？
どうしたこと？
・・・・
５～６個を買うのも
アレコレ考えるのに、
あんまりな眺めでしょ
これは！


近くでキイウイの蔓を剪定している人に尋ねると「小さすぎるのだろ。良いのがあったら食べてもいいよ」なんて冗談をいう。お隣さんのミカンらしい。
思わぬ光景に自失状態で一人グレて一人ハグレて、高台でぼんやり景色を眺めていると、ミカン山の軽トラがやってきた。ご主人と思ったので挨拶をして景色をほめて、気にかかる捨てられミカンのことを聞いてみた。「冷蔵していて傷んだものです」と明快な答え。ミカンを廃棄した生産者のご苦労と損失に思い至り、わたしの気持ちもいよいよ複雑。

別れ際、
「風呂に入れると香りがいいよ」
ダイダイ２個を採ってくれて
おみやげにいただいた。
橙は温かくて美しい色ですね。
とても嬉しかった。