サンシュの花咲くころ [閑話]
こちらの桜開花は23日ごろの予想。いつの間にか春本番ですね。
♪公園のアセビ
♪公園のアセビ
♪散歩道のサンシュ
庭のさんしゅの木 鳴る鈴かけて、鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれよ。鈴の鳴るときゃ なんて言うて出ましょ。駒に水くりょと 言うて出ましょ。わどま平家の 公達ながれよ、おどま追討の 那須の末よ。
サンシュを見ると、以前も、記事にした平家の落人伝説を思い出します。辺境の地、椎葉村へ落ち武者の討伐に赴いた那須大八郎と、平家の鶴富姫の人目を忍ぶ愛。
二人が逢うときの合図は、サンシュの木に掛けた鈴のなる音。
『優雅だなあー』と感動していたのに、
鈴を掛けた木は『サンシュ』ではなくて、『サンショの木』と判明しました。
黄色いサンシュの花咲く木に、赤い糸でつるした鈴は、絵になるのですが・・・
屋島の浦で、揺れる船上に立てた扇の的を射落とした那須与一は、この那須大八郎の兄にあたる人。