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ろーまんティックな、編笠(あみがさ) [閑話]

目黒区、自由が丘方面への散歩道に、深編笠の下がった畳屋さんがあります。


天蓋(てんがい)といいます。イグサなどで作られた深編笠。

虚無僧(こむそう)が、天蓋(てんがい)をかぶり、首にはケサをかけ、尺八を持って諸国を修行して歩いたのでしょう。 


 

これも、深編笠。

武士などが人目を避けて、顔を隠すのには、重宝しそうですね。
幕府の隠密とか剣客とか・・・

 


お店の方の話では、深編笠は、広島からの取り寄せ。笠を作れる職人さんが、少なくなったそうです。
まあ~かぶる人も少ないですから・・・^^;

瑞々しいイグサの鉢植えもありました。

 

 



  これは、盆踊りなどでかぶる「踊り笠」?

情緒がありますね。

 

 

(風の盆より)

 

 

 


これは有名な「三度笠」ですね。清水の次郎長や国定忠治の大親分。それから「あっしには、かかわりのねえことで・・・」の木枯らし紋次郎も、かぶっておいででした。

お店の深編笠は、インテリアに使う人や画家が、たまに買うらしい。
ミヤも冗談で勧められましたが、置き場所がないし絵も描けないですから・・・



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