市田柿は、伊那谷の旧市田村にちなんで命名された。この付近の農家のまわりは、特別にたくさんの柿の木にかこまれている。
ここは、あの有名な「市田柿」の産地です。
秋に行ったのですが、干し柿を、ノレンのように吊るした風景は、見られませんでした。高齢化が進んで、柿にまで手が回らないのです。
「最近の伊那谷を旅する人は、柿の実が木についたまま熟して野鳥のエサになっている風景を、よく見るはずだ。」といっています。
車の通りの多い町に、一軒の干し柿専門店が、繁盛していました。高級品のように包装された干し柿は、とても高価でしたが、やはり買ってしまいました。