信州の車山高原 [旅]
しい。裾野のほうの林間に点在するペンションでは、扇風機もクーラーもなかったが
涼しかった。東京地方とは違って、心身ともに開放される気分です。
↑ ニッコウキスゲです。
高原全体にニッコウキスゲが咲くのですが、
最近は鹿の食害がひどいらしい。
今年1月に電気柵をした場所だけ花が咲き、
柵がないところは、鹿に食べられて花がない。
花だけを食べるなんて贅沢ですね。
← 早朝5時、開花したばかりの花。
朝食前に雲海を見に出たのに、
自分たちが霧に包まれて、
まだ夢の中のような眺めです^^;
↓
朝露のニッコウキスゲを撮りたかったけれど、露はすぐに乾いてしまって残念です;
集中豪雨で被害を受けられた地域の皆さま、ご健康と早い復旧をお祈りしています。
2010 年の紅葉は・・ [旅]
湖畔にはり付いていた朝霧が薄くなって、ちょうど日の出の時間でした。
志賀高原の標高二千メートルくらいの所は、もう紅葉は見頃を過ぎたようです。
人里離れた山また山の山道に、
ほのぼの系の立て看板。
徐行しました
この湖に流れ込む川はない。雪解け水や雨水や地下水が溜まったのでしょうね。
これを一種の巨大な雫と思って眺めると、湖水への映り込みも一段と美しく感じます
今年は紅葉の前に落葉した木が多いと、横浜から来た人たちが言っていました
が、紅葉の時期も予測しにくかったですね。それでは皆さま、良い季節を愉快にお過ごしください~♪
美ヶ原で輝いていた植物 (長野県) [旅]
シシウドの実
高原の花たち
美ケ原の標高は約2000m。もっと東西南北にも広々と高原が続いていますが、
写真をつないでも入りきれません。道を行く人たちがケシ粒のように小さく見えますね;
詩人の尾崎喜八は「熔岩台地」に、美ヶ原をこんな風に書いています。
登りついて不意にひらけた眼前の風景に
しばらくは世界の天井が抜けたかと思う。
(中略)
この風景の情緒はただ身にしみるように本源的で、
尋常の尺度には まるで桁が外れている。
感覚的にはわたしにも判るような気がします
霧が峰の霧鐘塔 (長野県) [旅]
↑ 霧鐘塔に記された、
平林たい子の詩。
濃霧の日には鐘の音で
ハイカーたちに位置を知らせる。
霧鐘塔は、霧が峰高原の蛙原(ゲーロッパラ)、標高1684mの忘れ路の丘にある。
濃い霧がさ~っと流れて草原を見せ、またすべてを包み込んで何も見えない。
名前のとおり霧の日が多い霧が峰高原のシンボル。
快晴の日の霧鐘塔
うれしくも分けこしものか遥々に
松虫草のさきつづく山
長塚節が霧が峰を歌った歌碑もあります。
←↓ マツムシソウ
紅葉した草に混じってマツムシソウや
アキノキリンソウ、ヤマラッキョウなどが咲いていた。
↑ マツムシソウの蕾
← マツムシソウの種
真の豊かさ (川場村) [旅]
夏には区内の小学5年生が自然の中で学ぶ、移動教室にも使われています。
山は青く
水は清らか
自然のおくりもの
たくさんのキイチゴ
??? 立派な茅葺き屋根ですね!
立派な屋根ですが人は住めないし、
大切そうな物も入ってない。
「次世代へ伝えるため
屋根ふきの練習をした」のかな?
・・・とミヤは推理しました;
岩観音と呼ばれている麿崖佛。
高さ25mの岩に、33体の観音さまと1体の弁財天さまが彫られているそうです。
道の駅 「川場田園プラザ」は、『関東好きな道の駅』に5年連続で一位に選ばれてい
ます。販売している物は、よその道の駅とほとんど同じ。ただ、散策できる施設の配置に加えて、周辺の長閑な田園風景が良いのかな。さらに裏山は、展望台もあるブルーベリー公園。山全体に立派なブルーベリーの木が育てられて、どの木も見事な実でした。
入園料は無料。
熟れたブルーベリー
食べるのは自由。
(持ち出しは禁止);
街では家庭の排出する風、室外機が吹き出す熱風などで、空気は暑くて重い。
川場村も暑かったけれど爽やかで軽い。空気を吸っていることを忘れていました
オアシス都市・敦煌(とんこう) [旅]
中国の西方に位置する敦煌。近くにはゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、砂漠、砂漠があります。ここ敦煌は、水が豊かな砂漠の中のオアシス都市。シルクロードが栄えていたころ、西方から砂漠を越えてきたラクダ商隊も、ここで疲れを休めたのでしょうね。
オアシス都市の南に広がる、美しい砂の山は鳴沙山。
砂丘は、東西40キロあまり、南北に20キロ以上だそうで、見渡す限りの砂丘でした。
砂の粒子は、チョ~細かくてサラサラ。
三歩登って二歩ほどずり落ちる。ガイド
さんが、 『前の人の踏んだ所を!』と言いますが、前の人もずり落ちているのですから・・・;
荒らした砂丘は、ゴビ砂漠からくる砂風
が、一晩で綺麗な砂丘に戻すそうで一安心。
敦煌に来た目的は、莫高窟(ばっこうくつ)。千仏洞とも呼ばれます。
鳴沙山の東麓の崖には、仏教遺跡があるのです。
西暦366年に一人の僧が、瞑想の場所として開いた一窟が始まりです。以来、禅の修業の場となり、窟内には画工たちによる仏教思想の壁画が、千年にわたって描かれ続けたのです。600以上の石窟に、壁画・塑像があるのですから、想像を超えた大規模なものでした。
カメラの持ち込みは禁止なので、絵ハガキと本からコピーした壁画と塑像。
巨大わらぞうり と 道祖神 (川場村) [旅]
群馬県は、賽の神や道祖神などの石像が多いことで、有名なのだそうです。
むかしの、厳しい自然環境から生まれた信仰と知恵が、ここ群馬県川場村でも、伝統文化として受け継がれています。
◆ 巨大わらぞうり
村はずれの、北側から村へ入る峠道に、巨大なわらぞうりがまつられていました。
ずっと昔、この村に疫病がはやり、多くの村人が病に苦しんだそうです。
そんなとき、村のお年寄りか知恵者かが、この巨大ぞうりを作って、村に入る道端に下げました。
『村には、こんな大きなぞうりを履く人がいるんだぞ!』と、脅しをかけたのですね。
するとどうでしょう! なんとなんと、疫病はすっかり無くなったのだそうです。
巨大ぞうりを見て怖気づき、山の向こうに逃げて行く悪疫の神が見えるようです。
よかった、よかった。
昔の伝統を、今も大切にする村。そこに住む人の、優しい息づかいを感じました。
(賽の神さま・・・悪疫などを防ぐため、村境に建てられた神さま)
◆ 道祖神
川場村の通りを少し歩いただけですが、道端の賽の神や道祖神に、たくさん出会いました。
その中の、優しげな双体道祖神です。全体の高さは、50cmくらい。
徳利を持つ女神と、盃を持つ男神。『酒器持ち双体道祖神』です。
説明によると道祖神は、通りを行く旅人を守り、旅に出る里人の安全を守る神さま。
また、人の一生を旅にたとえて、いろいろな願いや祈りを聞いてくれる神さま。
心が温かくなごみますね。
雪に包まれる花 (川場村にて) [旅]
冬休みは群馬県の北部、川場村で過ごしました。
武尊山(ほたかやま 2158m)の南側ですが、ときどき、山を越えてきた雪が降ります。朝、薄っすらと積雪があっても、午前中には融けて、地面は、ほくほくと暖かく乾くのです。
暖かそうですね。
冬でも雪がない
関東の街中に
いますから、
雪景色には、
もう、、もう、、
感動します。
コブシにも。
むなしい言葉のようですが、今年は良い年になりますように!
雲海に浮かぶ富士山 (飛行機の窓から) [旅]
鹿児島16:00発の飛行機の窓から。
微かな夕焼け雲の中に浮かぶ富士山です。
真っ赤に夕焼けするのかと思っていましたが、気が付いた時はこんなに優しい色でした。
宮崎のいたる所で目にしたのは、この人のイラストです。
立て看板あり、お土産に貼ったシールあり、ポスターあり・・
タクシーの運転手さんに、知事さんはどうですか、とお聞きしたら、『人気はありますよ』、と当たり障りないコメント。
『庁舎も解放して、観光バスが2台も来てます』
これは、少し気に入らないという、口調に感じました。
コメントの頂き様もない記事ですので、コメント欄を閉じてあります^^;
失礼いたします。
霧島連山の火山群 [旅]
宮崎県えびの市。霧島屋久国立公園の、えびの高原まで行ったのは、3家族6人でした。
昼食後、4人は椎葉村に立ち寄って、北の方向へ帰宅です。
(からくにだけ)
少し遅いけれど、
我々はハイキングに出発。
えびの高原のすすきは、
エビ色と聞いてました。
冗談かと思ったら、
硫黄山の硫気で、
こんな色でした。
なんだか凄い風景です。
スパッと頂上が無いとか、
吹っ飛んで火口湖だったりとか。
ほとんどが、まともな山の姿をしていません。
目指す山は、歩けば歩くほど、険しい山容になるばかり・・・
運動靴の軽装では、どうも自信が無くなって、とうとう5合目で敗退しました。
帰宅してグーグルで、我々が登山した韓国岳(からくにだけ)を見て、驚愕してしまいました。
なんとも異様な恐ろしい風景ではありませんか!
これらの火山群が、火を噴いている場面を想像してみてくださいね。
(グーグル写真の中にあった写真)