カラスウリの花 [庭の植物]
カラスウリの繊細で美しい花は、夜、暗くなってから咲いて朝にはしぼんでしまうので、人の目につきにくい。
今年は庭に咲いたカラスウリの花を、ペンライトの明かりで撮ってみました。
◇ 夜
◇ 朝
カラスウリの花が華麗だっただけに、翌朝の萎れた姿は想像するだに恐ろしい。
しかし行ってみると、花は広げたレースを見事に収納しておりました。
むかし父親がよく言った『立つ鳥跡を濁さず!! 』の言葉が浮かんだほどです。
◇ 数日後
カラスウリは雌雄異株。
ウリの実になる所の子房が
花の基部に見えていますから、
これは雌株ですね。
別株で庭木の高い所で、
雄花が咲いているようですが、
受粉できなかったらしく、
実は枯れてきました。
◇ 実をもらったのが始まり
散歩道にある古い民家は、
庭木や生垣にカラスウリが茂り、
秋には赤い実が美しいのです。
←5年前の秋に、
もらったカラスウリ。
←クロワッサンのような種ですね。
(カラスウリ一個分の種)
我が家の庭は環境が悪いのか
毎年ツルはのびても花は咲かない。
もう諦めていたけれど
先日、萎れた花と蕾みを発見、
今回の写真を撮りました。
開花までに5年、永かったぁ~
皆さま、ご無沙汰をいたしました。
もう猛暑のピークは越えたそうですから、熱帯夜から開放される日が待ち遠しいですね。
わたしは今、夏風邪をひいてクシャミ鼻水で苦労しております。