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スズカケの落ち葉の中で [雑感]

昨日、電車に乗っていて、ある広告のキャッチフレーズが目にとまりました。大袈裟なようですが、一瞬、ドキッと衝撃が走ったのです。



 

たき火ができなく 

なった時代を

子どもに申し訳ないと思う

(太字が広告文です) 

 

 

 


うまく言えませんが、『たき火』に代表されるような種類の豊かさ、子どもたちが伸びやかに育つ環境。どんどん失われています。辛いニュースが多過ぎます。

敗戦後の日本は、かなり長期間、着る物も食料もなく、国民は餓えに餓えていた悲惨な時代がありました。ですが、心は、今よりも豊かだったかもしれませんね。

生活が豊かになった日本は、どこから歯車が狂ったのでしょうか? バブル景気が崩壊して、日本の経済はガタガタ。終身雇用、年功序列の日本的な制度から、成果主義へ変り続ける。時代の流れは激流です。

長期の不況は、一般市民生活を直撃しました。いつ失職するか分らない不安は、社会にも家庭生活にも大きく影響しているのでしょう。子どもたちへの影響は、大きいかも知れません。
 

今夜テレビで、「たき火」のイベントのビデオを、紹介していました。都会では無理ですが、残って欲しい風習の一つですね。



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