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雁ケ腹摺山の花 (タムラソウ・ハバヤマボクチ) [山旅]

ゴツゴツした岩の急坂を過ぎると、山頂の下には、茅場だったらしい草はらが広がっています。秋の草花がまだ少し、咲き残っていました。

タムラソウ                         ヤマハハコ(?)

山梨県大月市周辺には、雁ケ腹摺山の名が付く山が、三峰あります。笹子雁ケ腹摺山(1358m)、牛奥ノ雁ケ腹摺山(1985m)、そして雁ケ腹摺山(1857m)です。渡り鳥の雁が、腹をこするように高い山をかすめて越えて行く。里人たちは優しい目で、渡り鳥を見送ったのでしょうね。

ハバヤマボクチ 『和名のハバヤマは葉場(草刈り山)のこと。ボクチは火ぐち(火を移しとるもの)で、乾燥した葉から綿毛を取り出して使ったことによる。』そうです。

自然林の道の脇には、いたる所にヤマトリカブトが咲いていました。先入観を持って見るからか、美しい花なのに、どこと無く不気味な花に、見えてしまいます。

 



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