ラ・フランスを美味しく食べる [シロップ煮・その他]
ラ・フランスがちょうど食べごろになると、豊かに広がる香りや、上品なとろける舌触りが、なんとも言えない美味しさです。
ラ・フランスは、明治36年に日本に、大正初期には山形県へ入りました。ですが当初、収穫して食べたラ・フランスは、ゴリゴリと硬くてまずい。樹での完熟を待つて収穫すると、こんどは水分が抜けてボソボソ。
『みだぐなす』つまり見栄えも悪く格好悪いものとして、打ち捨てられた存在だったと言います。今は、収穫の後、14日間ほどの追熟期間をおいて出荷されるそうです。
それでも店で、ラ・フランスを買って帰って、すぐには食べられません。家でも、食べごろを見極めねばならない、気難しい果物。「食べごろなんて面倒!」という人は、 シロップ煮にして見ましょう。
食べごろまでに3日~4日かかりそうなラ・フランス。
一個98円、10個も買いました。
ラ・フランスは皮を剥き、4つ割りにして芯を除く。
それぞれを、一口大に切る。
グラニュー糖を煮溶かしてシロップを作る。
鍋にラ・フランスとシロップを入れる。
(レモンかカボスの絞り汁も入れる)
15分~20分くらい煮て、
透き通った感じになったら火を止める。
ビンを煮沸消毒しました。
粗熱が取れたら、熱いうちにビンに入れる。
そのままでさます。出来上がり~♪